Bazaarで分散バージョン管理(作業編その1)からの続き
作業でよく使用するものを説明していきます。
●元に戻す
間違ってファイルを削除したり、コーディングに失敗した時などに元に戻せるのが
バージョン管理のいいところですね。
削除した main.c と、変更を加えた Makefile をコミット時のものに戻します。
BazaarExplorer で確認すると、 main.c の状態が「紛失」になっています。
右クリックメニューから 変更の取り消し をクリックします。
すると以下のウィンドウが表示されます。
元に戻したい項目にチェックを入れて OK をクリックします。
変更を加えたファイルに未練がない場合は、「revertされるファイルのバックアップを作らない」を
ON にしておくと後で削除する手間が省けます。
●ファイル名を変える
エクスプローラや開発環境でファイルの名前を変更しても、Bazaarは追跡してくれません。
また、旧ファイル名を削除 → 新ファイル名で追加 の手順でファイル名の変更をすると、
変更履歴が途絶えてしまいファイル名変更前の履歴を確認できなくなってしまいます。
ここでは define.h を header.h にリネームします。
BazaarExplorer で右側に表示されるファイル一覧に対して、
通常のエクスプローラ同様の手順(F2 or 右クリック or ダブルクリック)でリネームを行います。
これで、あとはコミットすればOKです。
●ファイルを削除する
不要になったファイルを削除していきます。
ここでは sub.c というファイルを削除します。
右クリックメニューから ブランチから削除(ファイルは残す) を選択します。
これだけでOKなのですが、なぜかこの時はアイコンオーバーレイが更新されません。
なので、右クリックメニューから 再読込 を選択してアイコンオーバーレイを更新します。
すると、削除したファイルに×マークが表示されます。
この状態でコミットすればリポジトリから削除されます。
※ だだし、ファイル自体は残ってしまうので、再度コミットしない様に気をつけましょう。
作業編その3へ続く。。。
TortoiseBZRは参考サイトが少ないので助かりました
返信削除本当にありがとうございます
更新期待してます!(
コメントありがとうございます。
返信削除初めてのコメントなのでとてもありがたいです!
だいぶさぼってますが、頑張りたいと思います!