2012年1月4日水曜日

Bazaarで分散バージョン管理(設定編)

Bazaarで分散バージョン管理(インストール編)からの続き

インストールしたBazaarをマージやコミットができるように設定していきます。

設定作業

●TortoiseSVNの設定



まずはTortoiseSVNの設定から。
エクスプローラの何もないところで右クリックメニューを表示し、
「TortoiseSVN」 > 「Settings」 をクリックします。


「General」のなかにある「Language」を日本語にして「OK」をクリックします。
日本語が選択肢にない場合は日本語言語パックのインストールに失敗しているので、
言語パックのインストールをやり直してください。


もう一度設定メニューを開くと、メニューが日本語化されています。
右クリックメニューをすっきりさせます。
この設定はお好みで
「コンテキストメニュー」の設定で、以下のようにチェックのON/OFFをします。


「オーバーレイハンドラー」の項目を見ると以下のように書いてあります。
【注意】これは TortoiseSVN だけでなく、すべての Tortoise クライアントに影響をあたえます。
逆に言うと、TortoiseBZRでは設定できない項目をTortoiseSVNを使って設定することができます。
アイコンセットも同様に変更できるので試してみてください。






●Bazaarの設定



本題のBazaarです。

エクスプローラの何もないところで右クリックメニューを表示し、
「Tortoise Bazaar」 > 「設定」 をクリックします。



「一般設定」 > 「一般のBazaarオプション」をクリックします。


「一般」タブでは、コミット時に使用する名前、メールアドレスを設定します。
コミッタ名はチームで統一して見やすくしましょう。
エディタは設定ファイルを直接起動するときに使用します。ここではサクラエディタを設定しました。


「差分」タブでは変更情報を比較する時に使用するツールを設定します。
ここではWinMergeとTortoiseSVN付属のTortoiseIDeff(画像比較)を設定しました。
ただし、ラジオボタンは必ず「組み込みdiff」をONしてください。
これを忘れると、大量の差分を比較しようとしたときに後悔します。


「マージ」タブでは衝突が発生した際に使用するツールを設定します。
こちらはただパスを設定するだけではありません。
以下のように入力してTortoiseMergeを設定します。

'C:\Program Files\TortoiseSVN\bin\TortoiseMerge.exe' /base:%b /theirs:%o /mine:%t /merged:%r


※注意
Bazaar 2.4.x 以降では上記と設定方法が異なります。


「OK」を押してTortoiseBZRの設定に戻ります。
TortoiseSVNと同様に右クリックメニューをすっきりさせます。
この設定はお好みで
以下のようにメニューを入れ替えます。


すると、以下のように普段は余分なメニューが表示されなくなります。
(単なる私の好みですが)



●BazaarExplorerの設定



見やすさの変更程度ですが。

エクスプローラの右クリックメニューからBazaarExplorerを起動します。

「ツール」 > 「オプション」で設定画面を開きます。



「外観」タブで「ツールバー」 > 「内容」を「expanded」にし、「ステータスビューにツールボックスを表示する」をOFFにします。



●WinMergeの設定(番外編)



BazaarでWinMergeを使用する場合は以下の設定をお勧めします。

・「自動的に最初の差異にスクロールする」をON
・「ESCキーでウィンドウを閉じる」をON
・「複数のインスタンスを起動しない」をOFF



作業ツリー作成編へ続く。。。

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